更新日:2022年3月31日
- 所属:河北病院
- 入職:令和2年4月
(令和4年3月31日現在)
誰よりも早く画像を見る立場
私はX線検査やMRI、CT撮影のほか、臓器や組織に集まりやすい性質を持った核医学検査の担当をしています。
診療放射線技師は患者さんの画像を誰よりも早く見ます。
診断行為はできませんが、回復の兆しが見えると、自分のことのように嬉しい気持ちになります。
実践での経験
学校では画像の見方や基本的な撮影方法について学びますが、
検査の装置はメーカーによって、その操作方法が大きく異なります。
病院に就職して最初に待ち受けていたのは、初めて見る装置の数々でした。
初めは、どこをどう触っていいのか全然分からず、戸惑いましたが、先輩などに聞きながら覚えていきました。
職場体験で「かっこいい」
診療放射線技師を目指したのは、高校の職場体験で地元の医療機関を訪れ、診療放射線技師の撮影現場を見学し、「かっこいい」と思ったのがきっかけです。
また、母が医療従事者であり、診療放射線技師の存在を聞いたことも、この道を選ぶ一因となりました。
頼りになる職場のメンバー
診療放射線技師は男性のイメージが強いかもしれませんが、当院の技師は9人中7人が女性です。
母親世代の方もいるため、あたたかい雰囲気でありながら、頼りがいのある職場環境です。
技術の進化への対応
撮影装置の中では、MRIに一番の魅力を感じています。
そのため、MRTの撮影スキルを更に上げていきたいと思っています。
医療装置の技術と性能は日進月歩であり、
技術革新に乗り遅れないように使い手も新しい知識と技術を身に付けなければなりません。
実務経験がないと不安な気持ちもあるかもしれません。
実際、私自身がそうでした。
しかし、ここでは先輩方が優しく接し、指導してくれます。
安心して門をたたいてください。