更新日:2022年3月31日
- 所属:こころの医療センター
- 入職:令和3年4月
(令和4年3月31日現在)
院内の医療システム管理を一手に
医療機関のシステムは多岐にわたっています。
電子カルテ、医療画像管理、調剤支援、臨床検査、医事会計などの
システムが、全てネットワークでつながっており、
その管理と運用を任されています。
トラブルの因子が潜んでいないか、
使い勝手が悪くなっていないかなど、
システムが設置されている各部署を回りながら、
正常に作動しているかどうかを確かめています。
医療機関のシステムは、一般企業に比べて機器の数、
種類が格段に多いと感じます。
即戦力として業務
入職前は、医療システム会社を長く経験してきました。
同じ目的を持ったシステムでも、開発ベンダごとに、
機能や操作性がことなりますので、実際に現場で
使いやすいように運用調整などを心がけることも大切です。
安全の確保
県立病院は県内の中核的な医療機関です。
県民の健康をシステムの領域から支える責任感を感じます。
こころの病を抱える患者さんは、一般の患者さんより入院や
通院期間が長くなる場合もあり、カルテも膨大になります。
誰からも信頼される正しい記録を、いつまでも素早く
見ることができる状態に保ち、安全を確保し続けることが大切です。
県外からの移住
これまで県外で暮らしていましたが、
妻が庄内地方出身ということもあり、それを機に山形県に移り住みました。
庄内地方は江戸時代から関西との交流があり、
独特の文化を醸し出しています。
山形であって山形でないような不思議な魅力を感じます。
旅行に行くことが好きなのですが、
最近は新型コロナウイルス感染症の影響で、
旅に出る機会が減ってしまいました。
頭を常にアップデート
システムの技術革新は日進月歩です。
それに合わせて、新しい知識を常に頭に取り入れ続けなければなりません。
日々勉強し、自分が変わり続けなければならないと思います。
新しい技術を吸収し、それを生かしたシステムづくりを心掛けています。
また、自分の持っている知識を若い人に伝えて、
継承していきたいとも考えています。
システムエンジニアとして医療機関勤務を目指す方々は、
何でも貪欲に吸収してほしいです。
システムの変化はもちろん、社会のニーズも変わります。
それに適応できるよう自己変革を続けてほしいです。